
劇団シュリンプスラングの新作公演
『未開封のアロワナ』のアフタートークを始めたいと思います。
札幌座 公演
「劇後鼎談(アフタートーク)」
作・演出/斎藤歩(札幌座) 作曲・演奏 山木将平
2025.8/9土〜16土
舞台はとある演劇公演が終了したばかりの劇場の舞台。舞台上にギタリストが現れ、生演奏が始まると、裏方スタッフがパイプ椅子を並べ、アクリルパテーションを設置し準備が整うと、進行役の女性が舞台上に現れ、この作品の演出家と主演女優が登場し、アフタートークと呼ばれるトークショー・鼎談が始まる。やがてメインゲストのアゼルバイジャン人翻訳家が現れたことで話は意外過ぎる展開に… 2021年6月に初演予定が札幌市の緊急事態宣言の延期を受け公演中止。8月に公演を延期して行った。コロナ禍真只中の世相をそのままに再演する。
■キャスト
【ダブルキャスト】
斎藤歩(札幌座)/明逸人(ELEVEN NINES)
西田薫(札幌座)/磯貝圭子(札幌座)/熊木志保(札幌座)/木村美結(札幌座)/納谷真大(ELEVEN NINES)/山木将平/福井捺美(札幌座研修生)
■スタッフ
舞台美術デザイン:高田久男(セットアップ) 照明プラン・熊倉英記(フリー) 協力:NPO法人札幌座くらぶ
照明オペレーター:株式会社北海道ステージアートアライアンス
音響オペレーター:株式会社北海道ステージアートアライアンス
俳優・演出家・劇作家
札幌座
2020年春、新型コロナウイルスに襲われた我々は、『不要不急』とまで言われ疎まれ、集まることを禁じられ、それでも我々は集まり始め、許される形で細々と公演を再開していました。1年が過ぎた2021年春、北海道が「緊急事態宣言」を発令、特に札幌市においては「現下の爆発的な感染者数の増加」に対しより一層の自粛が求められる中、私が書いた新作がこの作品です。
すでにやっちゃいけないことだらけだった舞台上の俳優同士をアクリルパテーションで分断し、まるで、がんじがらめのルールの中でモハメド・アリにローキックを繰り返すしかなかったアントニオ猪木の気分でキーボートを叩き続けました。そうです。近年の私にしては珍しく、常軌を逸した戯曲なんです。
斎藤歩の本質がご覧になれる作品であることは間違いないでしょう。
アイロニーとユーモアが拮抗しながらナンセンスの極致を生んでいた
奇想天外な展開で固定概念を揺さぶられた!
1つの作品なのに、まるで2作品を見たような満足度
脱演劇、脱芸術、脱インテリジェンスに迫っちゃってたのが好きでした
ジョブキタ北八劇場
札幌市北区北8条西1丁目3番地 「さつきた8・1」内2階(地下通直結)
TEL:011-768-8808
HP:https://kita8theater.com/
[アクセス]
札幌市営地下鉄東豊線・南北線「さっぽろ駅」15番出入口エレベーターより「さつきた8・1」へ
北海道演劇財団
TEL:011-520-0710(平日9:00-17:00)
Eメール:office@h-paf.ne.jp